○○ヒバリは虫?鳥?

鳥の話?虫の話?

虫っ娘
虫っ娘

キンヒバリカヤヒバリも見た目は似てるけど、鳴き声も好きな場所(生息地)も違うのだ。

きこ
きこ

(ん?ヒバリ?鳥の話か?でもそんな名前のヒバリいたっけ??)

※鳥のヒバリは農耕地によくいる、弾丸の如くピーチクパーチク鳴いている地味な色の鳥です。

虫っ娘
虫っ娘

キンヒバリの方が高い声できれいに鳴くから好きなのだ。

でも、歳をとったらだんだん聞こえなくなるんだろうなと思うと寂しくなるのだ…。

聞こえないと目で探さないといけないから、今より簡単には逢えなくなるんだろうな。

きこ
きこ

あー。高い周波数が聞こえなくなるモスキート音ね。

本にも、作者が子供の頃に野鳥の会の人たちと歩いてて、「珍しい鳥が鳴いてる!」ってちゃんと鳴き声が聞こえたから言ったのに、参加者全員後期高齢者だから誰も聞こえなくて、子供の言ってる事だと信じてもらえなかった。っていうエピソードがあったよ。

きこ
きこ

(鳴き声の話してるし鳥..なのか?)

モスキート音・・・17,000Hz前後のとても高い音のこと。モスキート(蚊)の羽音のプーンが聞こえるか聞こえないかがよくある例えとしてあげられる。

虫っ娘
虫っ娘

聞こえなくなったらもう好きそうな場所を探すしかないのだ。

キンヒバリは湿っぽい所が好きだし、カヤヒバリは乾いた草原にいるから歩いたらぴょんぴょんぴょーんって出てきて分かるのだ。

きこ
きこ

ん?ぴょんぴょん出てくる??さっきからヒバリって名前が付いてるから、私が知らないだけでそんな名前の鳥(ヒバリ)がいるのか、虫の話してるのかどっちだろ?って思ってたんだけど、やっぱり虫の話?

虫っ娘
虫っ娘

あぁ、そうか。鳥にもヒバリっていたのだな(笑)

コオロギみたいな虫の話をしてたのだ。

きこ
きこ

それで鳴き声の話が出たのね。そういえばコオロギ鳴くもんね。

キンヒバリって金色なの?

虫っ娘
虫っ娘

メタリックな金じゃなくて、自然なこがね色って感じできれいなのだ!

カヤヒバリも同じような色合いだからパッっと見紛らわしいって話が始めだな。

虫っ娘
虫っ娘

ちなみに、鳥のヒバリの鳴き方を連想させるクサヒバリというコオロギ類がいて。

それに似た黄金色の虫だからキンヒバリと名付けたと言われているのだ。

きこ
きこ

ちょっともう違う名前出さないで

虫っ娘
虫っ娘

そしてなんと、この○○ヒバリ達は『ヒバリモドキ科』なのだー!!

きこ
きこ

でたーーー!!モドキーーーーーー!!!!!

モドキの地獄を知らない方はどうぞ

おまけの考察:ヒバリモドキ科について

『ヒバリモドキ科』があるということは『ヒバリ科』があるのかな?と。この記事を書く際に調べましたが、ありませんでした。

じゃあモドキ付けなくてもよくないか?と思いましたが、クサヒバリの様に、そもそも鳥のヒバリの鳴き方を連想してその科ができたとしたら

上リンクの『この虫に似てるけどちょっと違うからモドキ』ではなく『ヒバリ(鳥)の鳴き方モドキ』ということではないかと。

そんなパターンもあるんだなーと思っていたら、このヒバリモドキ科の中に鳴かない奴もいるらしいと判明。

もう『ヒバリの鳴き方モドキ』ですらないじゃん…。

『ヒバリの鳴き方モドキと生物分類上一緒だけど鳴かない昆虫』という第一前提を否定されているような何とも複雑な奴らが

クロヒバリモドキキアシヒバリモドキさんです。

なんでだろう。さっきまで『○○ヒバリ』だったのに、鳴かない奴らにはしっかりヒバリモドキという科の名称全て入れている。

「お前らはここから独立することを許さない」と言われているようです。

鳴かなくて紛らわしいから科の名前全部入れちゃえ☆という感じだったのでしょうか。

昆虫の事を学術的に詳しく知らないからこそできる考察でした。

考察からの惰性:生物分類技能検定

生物分類技能検定という分類学の勉強をした際に、ネズミという名前のモグラが出てきたりと、なぞなぞみたいなものばかりでとても苦労しました。

生物の勉強にちょうどいいやと軽い気持ちで、その検定を知った日が試験から2か月を切っているにも関わらず申し込んだことを後悔する程の試験範囲の広さでした。

内容自体はおもしろいものだったので、このブログでも紹介できたらなーと考えています。

この検定には教科書がないので、受けたい人の参考になればいいなと。

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