名前を知らなくても「大きな蚊(カ)みたいな虫」と言えば伝わるその名もガガンボ。
ガガンボ最弱説で密かにネットで話題にもなったことがある昆虫で、頑張って生きろよ!と応援したくなるけれど見た目はあまりよくないので遠巻きに見て通り過ぎていました。
そんなガガンボのイメージが覆ったお話です。
カラフルなガガンボがいる

この虫オシャレだね!黒と黄色のコントラストがきれい!

ふふーん。そうであろう。
この子はキイロホソガガンボというのだ!

え?ガガンボ?あのでっかい蚊みたいなやつ?

そうなのだ。あの足がすぐ取れるやつ。

ええええええ!!!!!??
こんな綺麗なガガンボいるの!?シースルーの翅(はね)から透けて見える柄もかっこいい!
春夏の流行しっかりおさえてるオシャレ上級者じゃん!

そうであろう!
ガガンボを不快害虫とは言わせないのだ!
※不快害虫…見た目が不快な昆虫
こんなカラフルなガガンボがいたのですね~。筆者は知りませんでした。
心なしか翅の脈でさえオシャレに見えてくる・・・。
でもやはりガガンボ。足はヒョロヒョロで弱そうです。
休憩中は翅を閉じる

ちなみにいつも翅を閉じてとまる訳ではないのだ。
なんなら閉じている方が少ないくらいだな。

え?透け感コーデの為じゃないの?

基本的には翅を開いた状態ですぐ飛び立てるように葉にとまるのだ。
閉じている時はリラックスというか休憩中なのだ。

へー。セミとかカナブンとか必ず翅が収納されてるから、飛んでいない=翅を閉じるかと思ったら、とまっている時の開閉を選べるんだね。
モドキの話を知りたい方はこちらをどうぞ
ベッコウガガンボは2トーンコーデ

この子もガガンボ?黄色と黒でビシッときまっててかっこいい!
※ピントが合ってなくてごめんなさい…


正解なのだ!この子はベッコウガガンボだな!
翅にも黒が入っていて美しいのだ。ホリカワクシヒゲガガンボとよく似てるが翅の模様で見分けがつくのだよ。

そこはどっちかがモドキにはならなかったんだね(笑)

モドキと言えばガガンボモドキという種類があるぞ!

もうモドキの話はいいですぅ~
ガガンボ最弱説
ガガンボを捕まえようとすると、「え!?ごめん!!そんな気はなかったんだよ」と思わず言ってしまう程簡単に脚がもげます。
このもげやす過ぎる脚=脆弱な体からガガンボ最弱説が囁かれています。
蚊に似ていて勘違いされやすいですが、血を吸うなど人に危害を加える事はないのでそっとしといてあげましょう。
まとめ
- ガガンボにもカラフルな種類がいる
- 休憩中は翅を閉じる
- とにかく脚がもげやすい脆弱さ
- 温かい目で応援してあげよう
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